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食材の効能

【黄金皮蛋】

【黄金皮蛋】

白身が琥珀色で黄身がトロトロの半熟タイプのピータンです。熟成が浅いので、癖がなくとても食べやすい野が特徴です。

ピータンは、アヒルの卵を発酵させて作る中国発祥の食べ物です。塩や草木灰、水、土を混ぜた泥でアヒルの卵を包みます。さらにもみがらをまぶして、土中やかめの中で1ヶ月以上貯蔵するのです。卵を木炭や灰、塩などと一緒に粘土で包んで発酵させることにより、白身の部分が真っ黒、中の黄身がグレーに色づいたとてもインパクトのある見た目に仕上がります。

ピータンの歴史は古く、明の時代に食べ始められたということです。実は、ピータンはアヒルの卵を灰の中に置き忘れ、約2カ月後に発見された時に卵が熟成していたという、偶然から生まれた食べ物なのです。ピータンは台湾や中国では一般的な食材で、発酵食品なので保存が効き、使いやすい食材として普及しています。 日本の納豆やくさやの干物といったところでしょうか。

薬膳的には、ほてり、目の疲れ、二日酔いによいとされています。