蟹の種類は世界で5000種以上にもなり、そのうち日本にいるのは1000種類以上だそうです。

蟹には余分な熱と水分をとりのぞくことで、汚れた血液を浄化する作用があります。血のめぐりをスムーズにするので、むくみや腫れ物、生活習慣病の予防に役立ちます。

薬膳では「清熱散血」の効能があるただし、蟹は「寒」、すなわち身体を冷やす性質がありますので、妊婦や冷え性の方は控え目にするのがよいでしょう。身体を温める作用の強いしょうが等を一緒にとることで、冷やす作用を和らげてくれます。

またアレルギー反応を起こしやすく、味噌など大豆を使った食品と一緒に調理する時には特にその傾向が強くなります。免疫力が落ちている時には、アレルギー症状が出やすくなります。