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薬膳トリビア
【台湾パイナップル】

【台湾パイナ
パイナップルという名前は、パイン(松)アップル(りんご)の二つの言葉が合わさってできており、松かさのような形で、味はりんごにいているということから名づけられたということです。
台湾パイナップルは19世紀の日本統治時代にその美味しさが評判になり、パイナップル缶詰の製造が盛んになりました。
その後も台湾では独自のパイナップル研究が進み、他国とは違ったオリジナル品種の開発により、特色のある品種・美味しさを生み出しています。中でも特徴的なのが「完熟」で収穫する事です。
パイナップルは追熟するフルーツではなく、輸送などに時間がかかる他国からの輸入品は未熟な状態で収穫することが多いですが、台湾では「完熟」で収穫し鮮度の良い状態で輸入できるという魅力があります。
果肉が柔らかく甘さも格別。一味も二味も違います。
薬膳的には、この季節は肝に良い食材を取ると良いですが、パイナップルは、クエン酸が多くミネラル類の吸収を高めるほか、肝機能の改善にも効果があります。また、体の熱を取り、消化を促進する効果も期待できます。