日本に軍馬改良のため、インドから馬と、白牛三頭を連れてきました。この時連れてきた、白牛から牛乳を取ったのが、日本の酪農の始まりと言われています。この頃の牛乳は、薬として扱われ、大変貴重な物でした。
江戸時代、八代将軍徳川吉宗は、視察のために嶺岡を訪れます。将軍に献上するため、牧場にある牛乳と葛をつかって豆腐に見立ててできたのが、「嶺岡豆腐」と言われています。以降、日本料理では、牛乳を使ったものに「嶺岡」とつけられています。