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【お粥】
道元禅師(曹洞宗の開祖)は「赴粥飯法」(ふしゅくはんぽう)に、お粥について十種の利を説きおかゆが体に良いとしてます。
「粥有十利」(しゅうゆうじゅり)
1、色 (肌の色艶をよくする)
2、力 (気力が増す)
3、寿 (寿命が延びる)
4、楽 (食べ過ぎになることがなく、体が楽になる)
5、詞清辯 (血流がよくなり頭が冴え、言葉もなめらかになる)
6、宿食除 (胸やけをしない)
7、風除 (風邪を引かない)
8、飢消 (飢えを満たす)
9、渇消 (喉の渇きを潤す)
10、大小便調適 (便通がよくなる)
一杯のあたたかいお粥は、体に優しいだけでなく、心もおだやかに整えてくれます。