【河豚】
ふぐの仲間は世界中に400種以上、日本周辺には約60種類の生息が確認されています。私たちが食用としているものは20種類程度です。 日本では古くから食用とされ、縄文時代の貝塚からもふぐの骨が発見されています。しかし、ふぐに…
【立冬】
立冬は二十四節気の冬の始まりになります。立冬の頃に「亥の子の日」に暖房器具などを出す「こたつ開き」という行事があります。「亥の子の日」とは、亥の月(旧暦10月)の最初の亥の日のことで、2024年は「立冬」と同じ、11月7…
【菱の実】
珍しいものが手に入りました。かつては、全国の湖で見られたようですが、現在は生産地が減っているようです。 栗のようなほくほくとした食感で、ほんのり甘みがあります。茹でてそのままおやつとして食べるのはもちろん、クセのない味な…
【みぞれ椀】
薬膳では、秋は「白」の季節とされて、白い食材を取り入れることで肺や腸を潤し、健全な働きを促すことができると考えられています。 日本料理では、大根おろしを具材として使用したものを雪に見たてて「みぞれ」と呼ばれています。
【マコモタケ】
真菰(マコモ)はイネ科の多年草で、古事記や万葉集にも登場し、神の宿る草とされ神社の「しめ縄」や「茅の輪」の材料とされてきました。 マコモタケは、“マコモ”の茎に黒穂菌がついて肥大化した部分で、 アクやクセがなく、タケノコ…