【粕汁】
粕とは、酒のもろみをこして、あとに残ったものです。 粕汁の歴史は8世紀とも言われ、平安、室町時代の書物にも記されています。酒粕を溶かした出汁に味噌や醤油などで味を整え、具材には鮭やブリなどのあら、豚肉、にんじん、大根、ゴ…
【七草粥】
七日は『人の日(人日)』で、邪気を祓(はら)う日だったといわれています。 もともと七草は新しい年を迎えるにあたって、自然の芽吹きをいただき、活力を得ようという信仰に始まったとのことです。 無病息災を祈ったのには、『せりは…
【立冬】
立冬は二十四節気の冬の始まりになります。立冬の頃に「亥の子の日」に暖房器具などを出す「こたつ開き」という行事があります。「亥の子の日」とは、亥の月(旧暦10月)の最初の亥の日のことで、2024年は「立冬」と同じ、11月7…
【みぞれ椀】
薬膳では、秋は「白」の季節とされて、白い食材を取り入れることで肺や腸を潤し、健全な働きを促すことができると考えられています。 日本料理では、大根おろしを具材として使用したものを雪に見たてて「みぞれ」と呼ばれています。
【つくね】
「つくね」は、「手でこねて形を作る。 手でこねて丸くする」といった意味をもつ言葉、「捏ねる(つくねる)」が語源とされています。 使用材料は鯖や海老などの魚介類もあり、鶏などの肉類に限りません。また、必ずしも団子状である必…