【さんふうろの石狩鍋】
石狩鍋は鮭をはじめ野菜、きのこ類、豆腐などを味噌仕立ての汁で煮込んでいただく料理です。仕上げにバターやオリーブオイルを入れると一層香り高く、コクが出ます。さんふうろの薬膳だしで作った栄養豊富な石狩鍋に米ぬかを加えました。…
【酒】
東洋医学では、生薬とされるものだけでなく、どんな食材にも効能があると考えます。 「酒は百薬の長」これは漢書に書かれ、「酒は適量に飲めば、多くの薬以上に健康のためによい」と解釈され有名な言葉です。身体や季節に合ったお酒は、…
【わらび餅】
わらび餅は山菜の蕨(わらび)の根からとれるの澱粉で作ったデンプンでんぷん「本わらび粉」を使用したものです。 採れる量が少なく、製造にも手間がかかるため、とても希少です。そのため、甘藷(さつまいも)澱粉など別のデンプンを使…
【鹿肉】
近年ジビエ料理で人気の鹿肉。ヨーロッパの高級食材店に行くと、精肉売場のショーケースには家畜肉と一緒にジビエ肉が並んでいたりします。その中でも王様は鹿肉(chevreuil:シュヴルイユ)です。 鹿肉は他の肉と比べて脂質が…
【へび】
今年は巳年なのでぜひ、ヘビを知るきっかけになるコラムとして読んでいただければと思います。ヘビは滋養の食材として世界的にも沢山の料理があります。冬眠前の蛇は脂がのっていて美味で、秋に食べると一冬風邪をひかないと言われていま…
【粕汁】
粕とは、酒のもろみをこして、あとに残ったものです。 粕汁の歴史は8世紀とも言われ、平安、室町時代の書物にも記されています。酒粕を溶かした出汁に味噌や醤油などで味を整え、具材には鮭やブリなどのあら、豚肉、にんじん、大根、ゴ…